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    所要日数短縮のお知らせ(腟トリコモナスおよび マイコプラズマ ジェニタリウム 同時核酸検出 )
    所要日数短縮のお知らせ(TV/MG同時核酸検出)

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                               NR35016変更
                                 2023年9月

     

             検査内容変更のお知らせ

     

    謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立て
    を賜り厚くお礼申し上げます。
     この度、下記の検査項目につきまして、当社での検査体制が整いましたので測定
    場所を変更することになりましたので、謹んでお知らせ申し上げます。
     先生方には何卒ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
     
                                       謹白
     
                     記

    ■変更項目及び実施日

     [実施日]2023年 11月 1日(水)ご依頼分より変更

    項目
    コード
    検査項目 検査案内
    掲載ページ
    変更内容
    4526 腟トリコモナスおよび
    マイコプラズマ
    ジェニタリウム
    同時核酸検出
    P31 測定場所 当社 外部委託
    ⑫&1
    所要日数 2~3日 3~5日

    ※淋菌・クラミジアトラコマチスDNA核酸同定関連項目「4440、2191、4071」と同時依頼の際、
    専用検体を2本ご提出いただいていましたが、専用検体1本での検査が可能となりました。



    腟トリコモナスおよびマイコプラズマジェニタリウム同時核酸検出

    淋菌およびクラミジアトラコマチス以外の性感染症診断に有用な検査です。

     
     腟トリコモナス(Trichomonas vaginalis:TV)の原虫による感染症は、感染率の地域差が大きいものの、感染者数が世界で最も多い性感染症であることが知られています。女性では主に腟炎、男性では尿道炎などの症状で、症状が強いものから無症状まで多様な臨床像を示し、無症状のパートナーからの性感染によるものが少なくありません。
     マイコプラズマジェニタリウム(Mycoplasma genitalium:MG)の細菌による感染症は、淋菌およびクラミジアトラコマチス以外の性感染症として認知されつつあります。男性では主に尿道炎、女性では子宮頸管炎などの症状で、自覚症状が非常に強いものから軽微、あるいは無症状まで多岐にわたります。
     両感染症共に、従来の塗抹鏡検および分離培養では検出困難な場合が多く、核酸増幅法による高感度で迅速、かつ保険算定可能な検査が求められていました。
     本項目は、TVおよびMG感染症の診断補助を目的として新規保険収載された同時核酸検出検査です。淋菌およびクラミジア以外の性感染症分野の検査としてご活用ください。
     

    ▼疾患との関連

     性感染症、腟トリコモナス症、非クラミジア非淋菌性尿道炎
     

    ▼関連する主な検査項目

     淋菌およびクラミジアトラコマチスDNA同時同定、淋菌DNA、クラミジアトラコマティスDNA
     

    ▼検査要項

    項目
    コード
    検査項目 提出量
    (mL)
    容器 保存 所要
    日数
    実施料
    判断料
    検査
    方法
    基準値
    (単位)
    備考
    4526 腟トリコモナス及び
    マイコプラズマ
    ジェニタリウム
    同時核酸検出
    分泌物 S9 室温 2~3 350
    微生物
    PCR
    (リアル
    タイム
    PCR)
    陰性 下記参照


    ⑫&1

    部分尿 Sa

    ● 備考
    凍結保存は避けてください。他項目との重複依頼は避け、単独で出検をお願いいたします。
    (淋菌・クラミジアトラコマチスDNA核酸同定関連項目「4440、2191、4071」のみ検体1本での同時依頼が可能です。)
    材料名の記載をお願いいたします。
    分泌物・部分尿:検体に大量の血液が混入した場合は、正しい結果が得られないことがあります。
    男性の場合、PCR反応阻害物質の影響が稀に認められる場合がありますので、尿検体での検査をお勧めいたします。
    尿検体は最後の排尿から1時間以上経過後に初尿を採取してください。
    本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。


     

    -参考文献-

     Van Der Pol B,et al:JCM 59(10):e00264-21,2021.(検査方法参考文献)
     Van Der Pol B,et al:JCM 58(6):e02124-19,2020.(検査方法参考文献)
     日本性感染症学会:性感染症 診断・治療 ガイドライン 2020.(臨床的意義参考文献)
     
                                        以上
     
    検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
    学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。TEL:075-631-6230



    サンプル

     

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