2021.12.21
新規受託開始のお知らせ(胃癌PD-L1 タンパク(IHC)28-8)
新規受託開始のお知らせ(胃癌PD-L1(IHC)28-8)
- 表示拡大はこちら → “お知らせ”
日々、医療業務に携わる先生方のために、
~LINE®公式アカウントを開設~
LINE®では新型コロナウイルス情報、弊社からのお知らせ、最新トピックス、採用等の情報をスマホで確認、AI機能を用いた検査項目検索など様々な機能があります。弊社検査案内の代わりにご利用いただけます。また、LINE®では検査に関するコラムの配信も行っています。ぜひご利用ください。
PDFはこちら → “日本臨床LINE”
- 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを
賜り厚くお礼申し上げます。 - この度、下記の検査項目につきまして、新たに受託を開始させていただく ことと
なりましたので謹んでご案内申し上げます。 - 先生方には何卒ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 謹白
- 記
- 【実施日】 2022年 1月 4日(火) ご依頼分より開始
- 本来、身体に有害な病原体や癌などの異常細胞は、NK細胞やT細胞などの免疫細胞によって排除されています。しかし一部の癌細胞は自己防衛のためPD-L1という物質を発現し、T細胞が持つ免疫抑制もしくは停止スイッチのPD-1に結合し、免疫機能を阻害しています。そのため、PD-1とPD-L1の結合を阻害して、T細胞の細胞障害活性を回復させる免疫チェックポイント阻害剤が注目されています。
- 本項目は、HER2陰性で未治療の切除不能な進行又は再発胃癌患者における免疫チェックポイント阻害剤の一種である「ニボルマブ(商品名:オプジーボ ®)」に関して適切な投与を行うための補助に用いる検査です。
- 以上
- 検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
- 学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。 TEL:075-631-6230
NR33028新規
2021年12月
新規受託開始のお知らせ
■新規受託開始項目及び実施日
項目 コード |
検査項目 | 検体量 (mL) |
容器 | 保存 | 所要 日数 |
実施料 判断料 |
検査 方法 |
基準値 (単位) |
4370 | 胃癌PD-L1タンパク(IHC)28-8 |
未染標本 スライド 4枚 |
U | 室温 | 7~12 | 2700 病理 |
免疫組織 化学染色法 |
32未満 陰性 |
4370 胃癌PD-L1タンパク(IHC)28-8
■胃癌患者における免疫チェックポイント阻害剤「ニボルマブ」の適切な投与を行うための補助に用いる検査です。
▼疾患との関連
胃癌
▼関連する主な検査項目
胃癌HER2タンパク(IHC)、胃癌HER2遺伝子(FISH)
-提出方法-
1)癌細胞の有無が不明な場合もありますので、検査依頼時に病理診断書(コピー)の添付をお願いいたし
ます。なお、諸事情により添付できない場合には、依頼書に病理診断名(組織型等)の他、臨床情報等可
能な範囲での記載をお願いいたします。
ます。なお、諸事情により添付できない場合には、依頼書に病理診断名(組織型等)の他、臨床情報等可
能な範囲での記載をお願いいたします。
2)材料は胃癌(原発巣または転移巣)の未染標本スライド(ホルマリン固定パラフィンブロックから作製され
たもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させ
た後、ご提出ください。
たもの)となります。シランなどのコーティングスライドをご使用のうえ、薄切後は約40℃で一晩乾燥させ
た後、ご提出ください。
3)組織は4~5μmの厚さに薄切し、なるべく中央に貼りつけてください。
4)パラフィンブロックでご依頼の場合、未染標本スライド作製のため所要日数が遅れますので、営業員へ
ご確認ください。
ご確認ください。
-参考文献-
名倉 宏,他:渡辺・中根 酵素抗体法 改訂四版(学際企画):147~150,2002.(検査方法参考文献) Janjigian YY,et al:Lancet.398(10294):27~40,2021.(臨床的意義参考文献)
日々、医療業務に携わる先生方のために、日本臨床が検査を