2022.03.16
新規受託開始のお知らせ(尿中コルチゾール)
-
表示拡大はこちら → “お知らせ”
日々、医療業務に携わる先生方のために、
~LINE®公式アカウントを開設~
LINE®では新型コロナウイルス情報、弊社からのお知らせ、最新トピックス、採用等の情報をスマホで確認、AI機能を用いた検査項目検索など様々な機能があります。弊社検査案内の代わりにご利用いただけます。また、LINE®では検査に関するコラムの配信も行っています。ぜひご利用ください。
PDFはこちら → “日本臨床LINE”
- 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを
賜り厚くお礼申し上げます。 - この度、下記の検査項目につきまして、新たに受託を開始させていただく ことと
なりましたので謹んでご案内申し上げます。 - 先生方には何卒ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 謹白
- 記
- 【実施日】 2022年 3 月 31 日(木) ご依頼分より開始
- 急性リンパ性白血病(ALL)は、骨髄において前駆B細胞または前駆T細胞が腫瘍性に
増殖した疾患であり、ALLにおける予後不良因子としてフィラデルフィア染色体(Ph染色体)
の存在が挙げられています。 - 下垂体から分泌されるACTHの刺激を受けて、副腎皮質束状層より分泌される分子量
362.5の糖質コルチコイドでACTHとの間にフィードバック関係がある。血中の90%以上が
蛋白との結合型として存在し副腎、肝、腎で代謝を受け、グルクロン酸抱合を受けて、尿中
に排泄される。血中半減期は、1.4~3時間と言われている。 - 副腎皮質機能を知るために行う検査で、原発性(副腎性)、続発性(視床下部性または
下垂体性)を含めた副腎皮質機能不全症や、コルチゾール過剰症であるクッシング症候群の
診断の指標として有用である。 - 以上
- 検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
- 学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。 TEL:075-631-6230
NR33037新規
2022年3月
新規受託開始のお知らせ
■新規受託開始項目及び実施日
項目 コード |
検査項目 | 検体量 (mL) |
容器 | 保存 | 所要 日数 |
実施料 判断料 |
検査 方法 |
備考 |
4411 | 尿中コルチゾール | 蓄尿 5.0 |
J | 冷蔵 | 4~8 | 127 生Ⅱ ※ |
CLIA |
酸性蓄尿不可 ⑫&ウ |
※令和4年度診療報酬改定により4月1日より実施料は124点へ変更となります。 |
尿中コルチゾール
副腎皮質機能を知るために行う検査です。
▼疾患との関連
クッシング症候群、グルココルチコイド不応症、甲状腺機能亢進症(肥満、妊娠後期)、
ACTH単独欠損症、ACTH不応症、Addison病、下垂体機能低下症、原発性副腎皮質機能低下症、
先天性副腎皮質過形成、続発性副腎皮質機能低下症、慢性腎不全
▼関連する主な検査項目
3310 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
-参考文献-
関口昌江,他:医学と薬学69(6):985~991,2013.(検査方法参考文献)
田中孝司:日本臨牀53(増):437~440,1995.(臨床的意義参考文献)