2022.04.02
報告書記載内容変更のお知らせ(HIV-1RNA定量)
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日々、医療業務に携わる先生方のために、
PDFはこちら → “日本臨床LINE”
- 謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを
賜り厚くお礼申し上げます。 - この度、HIV-1RNA定量の親展報告書記載内容について最新のガイドライン
(診療におけるHIV-1/2感染症の診断ガイドライン 2020 版(日本エイズ学会・日本臨床
検査医学会 標準推奨法))に準じ変更いたします。 - ご利用の先生方には何卒ご了承賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
- 謹白
- 記
- 【実施日】 2022年 5月 2日 (月)ご依頼分より変更
- 親展報告書の版下の変更をおこないます。また、記載情報を最新のガイドライン(診療におけるHIV-1/2 感染症の診断ガイドライン 2020 版(日本エイズ学会・日本臨床検査医学会 標準推奨法))に準じ、HIV検査手順、HIV核酸増幅検査の解釈の記載箇所を変更いたします。
- 以上
- 検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
- 学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。 TEL:075-631-6230
NR34002変更
2022年4月
報告書記載内容変更のお知らせ
■検査内容変更及び実施日
項目コード | 検 査 項 目 | 参照ガイドライン (診療におけるHIV-1/2 感染症の診断ガイドライン) |
検査案内 掲載ページ |
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新 | 現 | |||
3327 | HIV-1RNA定量 | 2020 版 | 2008 版 | P32 |
※参照ガイドライン変更により、HIV-1RNA定量の親展報告書記載内容を別紙の通り、変更いたします。(変更箇所:HIV検査手順、HIV核酸増幅検査の解釈) |
HIV-1RNA定量
<新報告書見本>
HIV検査手順 | HIV-1核酸増幅検査の解釈 | ||||||||||||
HIV-1/2スクリーニング検査(抗原抗体同時スクリーニング) |
●HIV-1RNA定量(リアルタイムPCR法) |
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HIV-1感染の確認検査、病態の進展、治療開始時期の決定および
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陽性・判定保留 |
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陰性 ➀ |
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HIV確認検査(HIV抗体確認検査法及び核酸増幅検査法) |
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<測定結果> |
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【検出せず】 |
HIV-1RNAを検出しませんでした。 |
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抗体確認検査法 |
総合判定 |
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HIV-1核酸増幅検査法 |
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HIV-1 |
HIV-2 |
判定 |
陽性あるいは検出感度未満 |
検出せず |
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陽性 |
陽性 ➁ |
HIV-1,2感染 |
HIV-1およびHIV-2重複感染 |
HIV-1(治療中)➂・HIV-2感染 |
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【測定範囲】 |
2.0×101未満、2.0×101~1.0×107コピー/mL |
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判定保留 |
HIV-1感染 |
HIV-1感染 |
HIV-1感染(治療中)➂ |
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陰性 |
HIV-1感染 |
HIV-1感染 |
HIV-1感染(治療中)➂ |
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判定保留 |
陽性 ➁ |
HIV-2感染 |
急性HIVおよびHIV-2重複感染 |
HIV-2感染 |
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判定保留 |
HIV-1,2 |
急性HIV-1感染 |
HIV-1,2判定保留 |
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陰性 |
HIV-1 |
急性HIV-1感染 |
HIV-1判定保留 |
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陰性 |
陽性 ➁ |
HIV-2感染 |
急性HIVおよびHIV-2重複感染 |
HIV-2感染 |
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判定保留 |
HIV-2 |
急性HIV-1感染 |
HIV-2判定保留 |
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陰性 |
HIV陰性 |
急性HIV-1感染 |
HIV非感染 ➃ |
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➀感染リスクがない場合は非感染と判定されますが、感染リスクがある場合または不明の場合は数週間後に再度スクリーニング検査を実施してください。 ➁HIV-2核酸増幅検査法は保険収載されていないため、専門機関に相談してください。 ➂HIV-1治療中または低ウイルス量感染が考えられます。 ➃感染リスクがある場合または不明の場合は、数週間後に再検査を実施してください。 |
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「検査結果」はおもて面をご覧ください |
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<現報告書見本>
HIV検査手順 |
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HIV-1確認検査の解釈 |
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スクリーニング検査(ELISA・CLIAなど) |
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●HIV–1抗体 WB法(ウエスタンブロット法)HIV–1感染者の確認検査に用います。 |
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陽性 |
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判定保留 |
陰性 |
➀ |
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HIV-1確認検査 |
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WB法 |
核酸増幅法 |
判定 |
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陽性 |
陽性あるいは検出感度未満 |
感染 |
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●HIV–1RNA定量 核酸増幅法(リアルタイムPCR法) |
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検出せず |
感染➁ |
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判定保留 |
陽性あるいは検出感度未満 |
感染➂ |
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検出せず |
感染➃ |
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陰性 |
陽性あるいは検出感度未満 |
感染➂ |
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検出せず |
感染➃ |
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➀感染リスクがない場合は非感染と判定されますが、感染リスクがある場合または不明の場合は数週間後に再度スクリーニング検査を実施してください。 ➁HIV-2核酸増幅検査法は保険収載されていないため、専門機関に相談してください。 ➂HIV-1治療中または低ウイルス量感染が考えられます。 ➃感染リスクがある場合または不明の場合は、数週間後に再検査を実施してください。 |
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「検査結果」はおもて面をご覧ください |
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日々、医療業務に携わる先生方のために、日本臨床が検査を