新規受託開始のお知らせ（尿中ミオグロビン)

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                              ＮＲ３４００４新規
                             　  ２０２２年４月

　　　　　　　　新規受託開始のお知らせ

　
謹啓　時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを
賜り厚くお礼申し上げます。
　この度、下記の検査項目につきまして、新たに受託を開始させていただく ことと
なりましたので謹んでご案内申し上げます。
　先生方には何卒ご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　記

■新規受託開始項目及び実施日

　【実施日】　２０２２年 ４月 １８日 （月）ご依頼分より開始

項目 コード	検査項目	提出量 （mL）	容器	保存	所要 日数	実施料 判断料	検査 方法	基準値 （単位）	備考
４４５１	尿中ミオグロビン [ＣＬＥＩＡ]	部分尿 ６．０	Ｉ７	冷蔵 (２２日)	３～５	１３５ 生Ⅰ	CLEIA	２.０未満（ng/mL）	⑫＆ウ




　【採取容器】

Ｉ７			尿中ミオグロビン専用容器	※採取した尿を速やかに専用容器(I7)の ラベルに印刷してある線まで入れ、よく 混和させ冷蔵保存にてご提出ください。 凍結保存は避けてください。
			【主な検査項目】 　尿中ミオグロビン 【容器保存方法】 　室温（採取後は冷蔵保存） 【有効期間】 　製造から2年




　

尿中ミオグロビン〔CLEIA〕

　ミオグロビンは主に心筋や骨格筋に存在する分子量約17,500のヘム蛋白質で、筋組織内において酸素の運搬や貯蔵を行う物質であり、心筋や骨格筋に障害が起きると血中に逸脱されます。血中に逸脱したミオグロビンは、腎臓より速やかに尿中に排泄されることから、心筋梗塞や横紋筋融解症などで高値を示す事が知られています。

　本項目は、心筋や骨格筋の障害の評価や治療経過のモニタリングなどに有用です。

　

▼疾患との関連
　心筋梗塞、進行性筋ジストロフィー、横紋筋融解症

　

▼関連する主な検査項目
　LD（LDH）、CK（CPK）、AST（GOT）、ミオグロビン（血中）、心筋トロポニンT、
　ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白（H-FABP）、CK（CPK）アイソザイム、CK-MB（CPK-MB）、
　心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

　

▼CLEIAとRIA2抗体法の比較

		（基準値による一致表：単位ng/mL）
					RIA2抗体法		計
					10以下	11以上
					－	＋
		CLEIA	2.0未満	－	18	2	20
			2.0以上	＋	4	49	53
		計			22	51	73
				一致率：91.8％（67/73）
				※委託先検討データ




　

－参考文献－
　前田　真紀子，他：医学と薬学　38（5）：1003～1009，1997．（臨床的意義参考文献）

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上
 
　検査のご依頼に関するご不明な点やご要望等につきましては、弊社営業担当、または
　学術インフォメーションまでお問い合わせ下さい。　ＴＥＬ：０７５－６３１－６２３０


 




　

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